歩行・簡単骨盤体操
当院では日常生活指導に力を入れております。
その一つに「歩行」があります。
腰痛や肩こりなどの原因は日常生活の中の負担の積み重ねの結果です。
日々積み重なった体への負担をリセットしてくれるのが「歩行」です。
歩行の実践
歩き方
- 歩行の際はできるだけ軽装にしましょう(バッグなどは持たない、ただしリュックはOK!)
- 靴は運動靴やウォーキングシューズ
- まっすぐ前を向いて平坦な道を歩きましょう
- 肘は軽く曲げる(70~80°)
- 手は軽く握る(ギュッと握ってはダメ!)
- 歩幅は無理のない程度に広くする
- 一線を挟むように歩く
- かかとが地面に接地するときはやさしく!
- 歩行時間は最初から無理をせず短時間でもOK!慣れてくれば1回の歩行時間を40分とする
- 歩行は継続することが大事なので週に1回でも結構なのでず~っと続けることが大事にです。
自分でできる骨盤リセット体操
- 両足が平行になるようにする(ハの字や逆ハの字はダメ)
- 両手を軽く伸ばす(親指は上に立てる)
- 口から息を吐きながら5秒間かけてゆっくり腰を下ろす(背中を丸くせず背筋をまっすぐ反らす)
- 膝を120°くらいの角度のところで大きく深呼吸をする
- 口から息を吐きながら5秒間かけてゆっくり腰を上げる
- これを3回繰り返す
注:膝が悪い方や腰の痛みが強い方は無理をせず痛みが強くならない程度の範囲でゆっくり行ってください。
痛みに効果的!生理的冷却法
痛いところは、
温めたほうがいいの?
冷やしたほうがいいの?
当院では痛みのあるところは冷やすようにおすすめしております。
痛みのあるところは炎症を起こしており、炎症のあるところは熱を起こしていますので、症状を軽減させるためには痛いところの炎症(熱)を無くす必要があります。
確かに痛むところを温めると痛みは軽減されます。
しかしこれは痛いところが良くなったのではなく、痛みが麻痺(痛覚麻痺)を起こしている為です。
皆さんも経験があると思いますが、寒い時と温かい時に手を叩いてどちらが痛いでしょうか?
もちろん寒いときですよね。
同じ刺激でも温めると痛みは少なくなります。
痛いところ温めると一時的には痛みは軽減しますが、その後に炎症は進んでしまいます。
正しい温熱療法
昔の温熱療法は、蒸しタオル、こんにゃくを温めた物、山芋をすって温めた物を痛いところに当てていました。実は蒸しタオルのような温かい物をのせると、立ち上がる湯気と共に患部の炎症熱を奪っていたのです。(気化熱の利用)
生理的局所冷却法
冷凍庫の氷をアイシングパック(無ければビニール袋)に入れ、直接痛みのあるところを冷やすします。出来るだけ直接皮膚に氷をつけることがことが望ましいのですが、ものすごく冷たいので我慢ができない方はハンカチを一枚置いて冷たさを緩和して下さい。冷却時間は30分~1時間ほどです。
痛いところを冷やすことを皆さん嫌がられますが、冷やしたほうが圧倒的に治りは早いです。
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