治らない足首の痛みの原因はアーチバランスの崩れだった【足首の痛み改善体操】-福井県坂井市の整体師が解説
こんにちは(^^)
ひまわりの五十嵐です。
今回は足首の捻挫後のなかなか治らない痛みについて
足首の捻挫は
- スポーツをしていて
- ヒールのある靴を履いて
- つまづいて転んだ際に
起こることが多いのですが、足首に起こるほとんどの捻挫が足を地面につける瞬間に着地に失敗して足をくじいてしまい発生します。
受傷後、早急に
- アイシング
- テーピング
をすれば2~4週くらいで自然に治っていくのですが中にはなかなか治らない捻挫もあります。捻挫をしてから何か月もその症状を抱えている方もおられます。
たかが捻挫、されど捻挫です。
今回のブログが
- 捻挫がなかなか治らない方
- 捻挫が癖になっている方
- 早くスポーツに復帰したい方
の参考になれば幸いです。
まず足の構造から見ていきましょう。
まずは足のアーチの構造から
足の骨を内側から見ますと骨がアーチ状に配列されています。
石橋と同じような構造をしています。
似てませんか?
石橋には石橋の形状を保つための3つの条件があります。
石橋が崩れないための3つの条件
アーチ状の石橋が何百年も崩れずにその形を留めておくには3つの条件が必要になります。
- くさび状の形の石
- 重力
- 左右からアーチを維持する力
その3つが絶妙にバランスをとり数百年経っても崩れないアーチ状の石橋が作られているのです。
足のアーチも石橋と同じ
こちらが足のアーチを横から見た写真
石橋のアーチ
石橋と同じ構造をしています。
足のアーチも石橋の3つの条件を満たしています。
- くさび状の形をした骨の配列
- 体重による荷重
- 左右からアーチを支える靱帯&筋肉(腱)
によってアーチが維持されています。
足首の痛みの原因はアーチバランスの崩れにあった
この絶妙なバランスで構成されているアーチが足首の捻挫をきっかけに壊れてしまうと、その後長引く痛みに悩まされるようになります。足首の捻挫の痛みが長期間にわたる方の足を拝見すると今まで見てきた方全員がアーチのバランスを崩していました。
今回は自分でできるアーチバランスを正常化して足首の痛みを改善する方法を、ご紹介しますのでぜひ実践してみて下さい。
足の痛い所を確認しましょう
足首の痛みが長引く方は〇で囲んだ部分のどこかに押して痛いところがあります。
自分で押してみて痛いところを探してみましょう。痛いところは1ヶ所かもしれないし数ヶ所あるかもしれません。痛いところが多いほど、痛みの期間は長い場合が多く痛みの度合いも強いはずです。
下記の体操をしっかり実践すれば押さえた時の痛みがちょっとずつ軽減していきます。
足首の痛みの改善体操
1・痛みのある方の足首にアーチを補強する伸縮性のあるゴムを巻きます。巻くものは何でもOKです!少し強めに巻きましょう。
2・立位で痛い方の足を一歩前にして足首に体重をかけていきます。膝に手を置いて上半身の体重をゆっくりかけてください。
※痛みのある場合はゆっくり痛くない範囲で体重をかけていき徐々に荷重を増やしましょう
体重をかけて5秒間そのままです。この状態から少し膝を伸ばして5秒間キープ。
これを10回行ってください。
2人で実践する場合の方法
手でアーチの端と端を押さえて、軽く圧を加えます。
しっかりアーチを前後から保持しましょう。この状態で上記の体操を行います。
アイシングをしましょう
体操後に患部をしっかり氷で冷やしてください。冷やす時間は30分以上です。
体操をしっかりやれば圧痛がなくなる
上記の体操をしっかり実践すれば押さえた時の痛みが少しずつ改善していきます。
押さえて痛みがすべてなくなれば完治です。
捻挫がなかなか治らなくて
捻挫が癖になっていて
早くスポーツ復帰をしたくて
とお悩みの方は参考にされてください。