足の付け根が痛いという方は股関節の痛みかもしれません【改善体操】-福井県坂井市の整体師が解説
こんにちは(^^)
ひまわりの五十嵐です。
当院にはいろんな症状でお悩みの方が来院されるのですが、その中で痛みを取るのがとても難しいのが「股関節の痛み」です。
股関節の痛みに関しましては頭を悩ませることが本当に多いです。
【股関節痛の方の経緯】
《先天性股関節脱臼の過去があり、大人になってから股関節痛が出た方》
先天性股関節脱臼とは生まれた時に股関節が外れた状態のことをいいます。この影響で股関節に形成不全が起こるとその後、数十年経ってから痛みを感じる方も多くおられます。
《股関節が痛くてレントゲンで変形性股関節症と診断された》
足の付け根に痛みを感じだし、徐々に股関節の動きが悪くなりレントゲンを撮ると「変形性股関節症」と診断されることが多いです。
【股関節の痛みの症状で多いお悩み】
・足の付け根に痛みを感じる
・足の付け根がが痛くて長時間歩けない
・イスから立ち上がる時に股関節が痛くてスムーズに立ち上がれない
・股関節に負担のかかる動作をすると激痛が走る
【股関節の痛みの特徴】
股関節の痛みはちょっとした動作での痛み、関節の動きが悪いなどの症状を感じる場合が多いです。その後、急速に症状が悪化してしまうという方も多くおられます。なので、症状が出だした段階でいかに対応するかで今後を左右するといっても過言ではありません。
股関節の痛みをその場で軽減させることは可能ですが、継続的に痛みを軽減させることがとても難しいのが股関節痛の症状の特徴です。
股関節の痛みにはまず保存療法(手術以外の方法)が第一選択なのですが、病院の注射・痛み止めの薬ストレッチやマッサージなどしたが痛みが変わらず最終的に痛みが取れず日常生活がままならず手術を選択される方も多いのが特徴です。
【股関節痛でお悩みの方へ】
股関節の痛みを改善するためには痛みを感じた初期段階での対応がとても大事になります。
症状が本人の持つ許容範囲を超えてしまうと私の経験上、痛みを改善することはとても難しくなります。
改善できない痛みの場合、治療は痛みを悪化させない方法に切り替えていかなければいけませんが、それでも悪化していく場合は手術も選択肢の一つになります。
【股関節の痛みに有効な体操】
足は肩幅くらいに広げます。両方の股関節に手を当てて軽く圧迫します。
※手のひらサイズの保冷剤を持って股関節を圧迫するとより効果的
痛い方の足を一歩前に出します↓↓↓(写真は左の股関節が痛いと仮定した場合)
この状態から膝を少し曲げていきその状態で3秒間キープします↓↓↓(痛みのない範囲で行ってください)
(正面から)
↓↓↓
この体操はゆっくり行うことでより効果的です。5回1セットを1日数回行いましょう。
【アイシング】
体操の後は、しっかり痛いところを冷やします。冷やすときは、必ず氷を使いましょう↓↓↓
冷凍庫の氷をビニール袋に入れて完成です。これを痛いところに当てて冷やします。時間は30分~60分です。
【足の付け根に痛みを感じたら】
股関節の痛みは初期段階の対応がとても需要です。まずはアイシングです。プラス上記の体操をしっかり行うことで股関節の動きが良くなり痛みは緩和していきます。
【日常生活動作の改善】
・イスに座る時はゆっくり座りましょう
・階段を降りるときはゆっくり降りましょう
・歩くときは一歩一歩ゆっくりと
アイシングと体操と日常生活の改善で股関節の痛みを乗り越えましょう(^^)