なかなか治らないオスグッド病の痛みを自分で治す方法-福井県坂井市ひまわり整骨院
こんにちは(^^)
ひまわりの五十嵐です。
今回は、「オスグッド病を自分で治す方法」です。
オスグッド病とは
(以下日本整形外科学会のHPから引用)
10~15歳の成長期の子供が、跳躍やボールをけるスポーツをし過ぎると発生します。
大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の力は、膝蓋骨を経由して膝を伸展させる力として働きます。膝を伸ばす力の繰り返しにより、大腿四頭筋が膝蓋腱付着部を介して脛骨結節を牽引するために、脛骨結節の成長線に過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで生じます。
この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期です。
簡単に説明しますと、成長期に太ももの前の筋肉に負担のかかる運動をし過ぎると、お皿の下の部分を引っ張って痛みが出る。
治療は痛みのあるところに電気治療をしたり、太ももの前の筋肉をストレッチをしたり、マッサージをしたり、テーピングをしたりして筋肉をほぐして負担をかけないように、というのが一般的な治療。
痛みがなくなるまでは、「スポーツは控えるように」と言われることも…。膝が痛くてスポーツができないと泣く泣く練習を休んでいる子も多いでしょう
オスグッド病はしっかり治療をすればちゃんと治ります。
今回は誰でもできるオスグッド病改善方法をお伝えします。
オスグッド病の発生メカニズム
まずはオスグッドの発生原因を見てみましょう。
オスグッド病 発生機序
1・ジャンプ動作などが繰り返されることにより、股関節を支点として骨盤が後ろに回転してしまうことにより骨盤の異常が固定化される。
2・骨盤が後方へ回転することにより、太ももの前の筋肉を引っ張る。
3・太ももの前の筋肉はお皿の下の骨の部分を引っ張り痛みが発生。
オスグッド病は骨盤の異常から発生していくので、オスグッド病を改善するにはまずは骨盤を正常にする必要があります。
オスグッド病改善の道具作り
オスグッドを治す器具を作るべく先日100円ショップに材料を買いに行ってこんなもの作りました。
これが長引くオスグッド病の痛みを治してくれます。
製作費200円。
骨盤を正常にするために100均で作ったこの道具を2つ使います。
これは保冷材に工具売場に売っていたアルミの板を張り付けたものです。
オスグッド病改善方法
左の写真の赤丸で囲んだところ、腰の下の出っ張ったところなのですがここに自作の道具を当てて仰向きで寝ます。
次に、赤い点で示した股関節の出っ張り部分をもう一つの道具で軽く押さえます。
ベッドに仰向きで寝て、足をダラーンとおろしてください。
このまま5分ほど寝ていてると骨盤が勝手に正常な状態になります。
やり方さえ間違えなければ軽度~中度のオスグッドならこの処置を2~3回するだけで痛みは消失します。
あとは、腰と膝をアイシングするだけ。
これで治らない場合は、やり方を間違えているかこの処置では取れない程の重症の場合です。
その時はご連絡ください。
※小学生の方は小さな保冷剤で十分なのですが、中学生になるとこれでは小さいかもしれません。100均にもう少し大きいサイズの保冷剤も売っていますのでそちらをご購入くださいね。
簡単な処置ですが、効果はバツグン!
オスグッドでお悩みのストレッチをしても痛みが取れずに、練習を休んでいる方はぜひお試しくださいね(^^)
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