有痛性外脛骨のテーピング方法を福井県坂井市の整体師が解説
こんにちは(^^)
ひまわりの五十嵐です。
先日、小学生のお子さんがおられるお母さんからお子さんの足の痛みについてご相談がありました。
バレーボールを習っていて、以前からスポーツ中にときどき足の痛みがあり最近痛みが強くなってきたので病院に行ったら「有痛性外脛骨」と診断されました。足底板や教えてもらったストレッチを実践していたそうですが、なかなか症状がよくならなかったので相談に来られました。
↓↓↓赤丸部分が痛みの場所
ポコッと腫れているのが分かります。
有痛性外脛骨とは?
外脛骨とは足の舟状骨という骨の内側に存在する普通はない余分な骨で、15~20%の人の足にみられる骨なのでそれほど珍しくはありません。多くの方は痛みを伴いませんが、スポーツなどでこの部分に負荷がかかると炎症を起こし、痛みを伴うようになり
「有痛性外脛骨」と診断を受けるようになります。
有痛性外脛骨の原因
スポーツ活動が盛んな10~15歳の時に発症することが多いです。後脛骨筋腱が舟状骨(外脛骨)を過剰にひっぱり炎症を起こすことが原因と言われています。
有痛性外脛骨の一般的な治療法
1・スポーツを休む
2・ストレッチ
3・足底板を装着
4・電気
5・マッサージ
6・冷却や温熱療法
上記の施術で改善されなかった場合は手術の適応となる場合があります。
有痛性外脛骨に対する当院の治療法
1・骨盤の整復
2・足の関節の整復
3・テーピング
4・アイシング
上記の処置でほぼ痛みは改善されます。
今回は自分でできる有痛性外脛骨のテーピングについてお伝えしますね。
有痛性外脛骨に対する効果的なテーピング方法
2種類のテープを使用するのですが、状況に合わせて使い分けてください。
上の肌色のテープが「キネシオテープ」という伸縮性のあるテープです。下の白いテープが伸縮性のないテープです。どちらもドラッグストアに売っています。
日常生活時は上の肌色のテープを、スポーツ時は下の白いテープを使用しましょう。
スポーツをするときのテーピング方法(痛みがほとんどない場合のテーピング方法)
1・足首は90度に固定した状態でテーピングを開始します。
2・足の裏の少し外側から開始します。
※分かりやすく説明するために足をひねっていますが、本来は足は90度に固定した状態でテーピを貼っていきます。
3・軽~く引っ張りながら痛いところ(外脛骨部分)を通って足の内側に貼ります。
4・上記と同じ要領で半分ずらして貼ります。
完成です。
痛みがあるけどスポーツをする場合のテーピング方法
ホワイトテープとキネシオテープを両方巻くようにしましょう。
ホワイトテープ、キネシオテープを30㎝を巻きていきます。
注:丸いテープは気にしないでください。僕自身が捻挫をした時に痛い部分に貼ったテープです(^^;
動画で詳しく巻き方を説明していますので、動画をご覧ください。
《完成写真》
少し強いテーピング方法になりますので、スポーツ時や日常で歩行の際に痛みを感じる場合に有効なテーピング方法になります。
日常生活でのテーピング方法
テーピの貼り方は先ほどのテーピと同じです。
1・足の裏の少し外側から開始します。
2・軽~く引っ張りながら痛いところ(外脛骨部分)を通って足の内側に貼ります。
完成です。
今回ご紹介したテーピング方法は簡単&効果抜群なので、ぜひお試しください(^^)