腰痛持ちの方のマットレスの選び方【朝起きる時に腰が痛い方へ】-福井県坂井市の整体師が解説
こんにちは(^^)
ひまわりの五十嵐です。
今回は腰にやさしいマットレスの選び方について
マットレス選びに迷われている方は参考にしてください(^^)
こんなお悩みありませんか?
・朝起きたら腰が痛くて…
・腰が痛くて朝の洗顔がつらい…
朝に腰が痛くなる原因はいろいろあるのですが今回はマットレスに注目してみました。
あなたはどんなマットレスをお使いですか?
低反発のマットレス?
高反発のマットレス?
畳の上に直接布団を敷いて寝ている?
職業上、マットレスについて質問をいただく機会が多いのですが腰痛をお持ちの方には迷わず高反発性の素材のマットレスをおススメしています。
どっちがいいの?高反発と低反発
低反発性素材について
ソフトで柔らかい寝心地です。まるで包まれているような気持ちよさがあります。一方、柔らかすぎるために腰、お尻周りなど体の重い部分は深く沈み、頭や足など軽い部分は浅く沈みます。このためマットレスに沈む体に深浅の差が生じるため「寝返りがうちにくい」ことが低反発性素材の欠点です。
寝心地はいいのですが「寝心地の良さ」=「体にいい」ではないのです。
高反発性素材について
反発性が強く硬めです。低反発のような包まれるような寝心地はありませんが、反発性が強いので寝ているときに沈み込まないため「寝返りがしやすい」のが特徴です。
次に「寝返りの役割」をご説明します。
睡眠に寝返りが必要な理由
1・睡眠リズムを整える
人は一晩の間に、平均20~30回の寝返りをうっています。睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」ありそれぞれ交互に繰り返しているのですが、寝返りがそのスイッチの役割を果たします。寝返りがスムーズにできないということは睡眠の質にもかかわってくるのです。
2・布団の中の温度・湿度を調整する
寝返りは睡眠時に布団の中の最適な温度・湿度を保つための役割も果たしています。睡眠時には、コップ1杯分の汗をかくといわれていますが、寝返りをうつことで布団の中の温度・湿気を調整しているのです。
3・血流をよくする
寝返りをうたずに同じ姿勢で寝ていると、体の一定の部分が圧迫されて血流が滞ります。そうなると、酸素や栄養がうまく運ばれず、疲れが取れにくくなってしまいます。寝返りで体勢を変えることで、筋肉を動かし血行を促進させます。逆に、寝返りがうまくできないと血行が悪くなって、肩こりや腰痛の原因になります。
《寝ているときに腰への負担を減らすには高反発マットレスがいい》
低反発の素材は柔らかいので、腰、お尻周りは深く沈み頭、足は浅く沈むためにこの沈みのアンバランスが寝返りを阻害し、体が固定されてしまい腰に負担をかけ朝の腰の痛みを生み出します。
これに対し、高反発のマットレスは
- 体が沈まないので体の一部に圧が集中しない
- 寝返りのしやすさ
に優れています。
高反発性の素材は寝返りがうちやすいので、
- 睡眠のリズムを阻害しない
- 布団内の温度・湿度を調整
- 血流を阻害しない
- 寝ているときの腰への負担を最小限にしてくれる
が高反発性の特徴になります。
当院おススメ高反発マットレス
おススメのマットレスは「ブレスエアー」という素材。ポリエステルエラストマーという素材からできたマットレスです。90%以上が空気のため、通気性抜群で蒸れにくい構造です。
この素材は北陸新幹線のグランクラスの座席にも使用されたり、有名スポーツ選手が使用していることで話題になりました。
素材がちょっと違うのですが、多くの会社が類似のマットレスを売り出しています。寝心地は大体どこも同じですのでご購入をお考えの方は好きなメーカーをお選びください。
注:寝具は合う合わないがありますので必ず寝心地を確認してからご購入を検討してください。ホームセンターにも置いてありますので一度寝心地を確認してください。
ちなみに当院の治療用ベッドはすべてこの「ブレスエアー」という素材を使用しておりますのでご来院の際は寝心地をご確認ください。
マットレス選びにお悩みの方の参考になれば幸いです。