お尻から太ももの裏が痛くて歩くのが困難な坐骨神経痛の改善例-福井県坂井市ひまわり整骨院
こんにちは(^^)
ひまわりの五十嵐です。
【患者さま】
女性 80代
【来院理由】
毎日2時間ほどの畑仕事が日課。1週間前のある日、畑仕事を終えて家に帰る途中に右お尻の痛みに気づく。家に帰っても痛みが治まらず、シップを貼って就寝。翌日、痛みの部位は広がってお尻から太ももの裏、膝の裏まで痛みがあり歩行が困難になる。家にある痛み止めを飲で様子を見ていたがあまり変わらなかった為、来院歴のある当院を受診されました。
【来院時の状況】
来院時、痛みが強く待合室から施術ベッドまで何かにつかまらないと歩けない状況。とにかく痛みが強くて歩くのが困難で炊事場にも立っていられない。気休めで痛み止めは飲んでいるがあまり効果を感じられない。2週間後にある年に1回の地区の祭りに親戚中が集まるのでそれまでに何とかならないかと相談される。
【検査での異常】
・右の骨盤のゆるみ
・右股関節のゆるみ
・右のお尻の筋肉を押すと痛みを感じる
【施術】
・右の骨盤の整復処置
・右の股関節整復処置
・腰のテーピング
・右ふくらはぎにテーピング
・腰のアイシング
【経過】
初回来院時の施術後、歩行時の痛みがほぼ消失。立ち座りもスムーズにできるようになるが2回目来院時のお話では施術を受けたその日は痛みを感じなくなるが、翌日には痛みが戻ってしまう。3回目の施術後も同様に施術をした当日は調子がいいが翌日には痛みが戻ってしまう。4回目の施術前のお話で前回の施術後から今日まで痛みは出ていないと報告を受ける。4回目の施術後の検査で骨盤の状態は安定していることを確認。
治療を終了とした。
お祭りの翌日に「調子が良いのでうれしくて電話しました」とお電話をいただきました。
【考察】
今回の患者さまはもともと右の骨盤にゆるみ型の異常がありその骨盤のゆるみが日常動作の中で徐々に進行し、坐骨神経痛の症状を発症したものと考えられる。今回の坐骨神経痛の症状は結果として痛みが出たのであって、原因(骨盤のゆるみ)を取り除くことで速やかに改善することができた。
【まとめ】
今回は症状発症から早期に来院していただけたので早期改善につながりました。