病院では安静しかないと言われた【シーバー病】の改善例-福井県坂井市ひまわり治療院
こんにちは(^^)
ひまわりの五十嵐です。
病院では安静しかないと言われた「シーバー病」の改善例です。
シーバー病とは
シーバー病とは踵骨骨端症とも呼ばれ、10歳前後の男の子に多くみられる症状で、踵(かかと)の痛み、踵を押すと痛い、歩いたり走ったりすると痛いなどが主な症状です。
運動中や運動のあとに症状が出ることが多く、症状が強くなると踵(かかと)に体重をかけることが出来ずにびっこをひいて歩く場合も多いです。
今回の症例はかかとが痛くて病院で診てもらったら「シーバー病」と診断されて成長痛だから「痛みが治まるまでは運動を控えるように」と言われた方の改善例です。
かかとが痛くてバスケができない
【患者様】
10歳 男の子
【来院動機】
昨年の12月くらいからバスケの練習中に左の踵(かかと)に痛みを感じるようになる。
今年3月から右の踵(かかと)にも痛みが出るようになる。
3月頃からバスケの練習後には両方のかかとが痛くて歩行にも支障をきたすようになる。
福井県で有名なスポーツ外来で診察を受け、「両足のシーバー病、左足のアキレス腱炎」と診断を受ける。
病院ではふくらはぎのストレッチをするように!と運動を休むように!と指示される。治るまで1年間くらいかかると言われる。
ストレッチを実践しているが、なかなかよくならないのでご紹介で来院されました。
【来院時の状態】
歩行時に痛くて両方のかかとを地面につけられない状態で来院。
痛みの部位を確認するためにかかとを押すように触ると悲鳴を上げるくらいの強い圧痛(下の図の赤色部分に痛み)。
【シーバー病の発生の機序】
当院はシーバー病は骨盤の問題(異常)が引き起こす症状だと考えています。
- 骨盤が前方に回転する異常が発生
- 太ももの後ろの筋肉やアキレス腱に引っ張る力が発生
- アキレス腱が踵の骨を引っ張り炎症が発生し痛みが発生する(下の写真の緑色の丸の部分に痛みが発生)
【当院での検査】
・左右の骨盤の関節が硬い
・左右の股関節が硬い
・左右の足関節が硬い
・左右の太ももの裏の筋肉が硬くなっている
・左右のふくらはぎの筋肉が硬くなっている
【当院での施術内容】
・骨盤の関節の動きをよくする施術
・股関節の動きをよくする施術
・足の関節の動きをよくする施術
・太ももの裏の筋肉、ふくらはぎの筋肉をほぐす
・テーピング
・アイシング指導
【経過】
初回施術後、歩行時の痛みが少し楽になったが、やはり踵を付けて歩くと痛みがあるので踵に体重がかけれない。
2回目来院時に、痛みが10段階の6になったと報告を受けるがやはり痛い。
5回目の施術日先日にバスケの練習に参加。痛みぶり返す。痛みはまだ強いが骨盤がかなり安定してきている。
6回目、朝起床時の踵の痛みがなくなったと報告を受ける。(朝は踵が地面に付けないくらい痛かった)歩く時の痛みもかなり良くなったとのこと。
7回目、すべての症状の消失を確認し、治療を終了としました。
【感想】
当院の臨床上、シーバー病の痛みは「骨盤の異常」からきていることが多く、骨盤を正常にすることでほとんどの症状は治っていきます。
病院で「成長痛だから、運動をしばらく休んで…」と言われた子の多くが当院の施術でシーバー病の症状から解放されています。
どこに行っても治らないシーバー病でお悩みの方は、ぜひご相談ください。
お力になれると思います(^^)
【今回の患者さんのお母さんからお声をいただきました】
当院へ来院される前はどのような症状でお悩みでしたか?
シーバー病で思うようにバスケやスポーツができなく色々な病院で診ていただいても、スポーツを休み安静しかないと言われたけれども、どうしても参加しなくてはいけない大会があり…
当院に来院されて現在その症状はどうですか?
練習にも参加し同じメニューをこなせるようになり、試合にも間に合いほぼほぼ痛みもないようです。
当院は他の治療院と何が違いますか?
根本をしっかりと治していただけること。毎回しっかりとした説明をしていただけるし、日々気を付ける事など色々教えてくださることがすごく勉強になりました。
最後に同じように悩まされている方へメッセージをお願いします。
成長痛は10才前後の子がなることが多く、その時期がこなければ痛みはとれないと言われていますが、根本的な場所をしっかりとケアすれば短期間で痛みが取れることを知りました。諦めていた試合のも参加でき最後まで走り切った事まで本当に感謝です。
お声をいただきありがとうございました(^^)