【椎間板ヘルニア】は治りますか?の質問に坂井市春江町ひまわり治療院がお答えします
こんにちは(^^)
ひまわりの五十嵐です。(ひまわり治療院のご紹介)
治療業界に入って20年以上、開業して13年が経ち、今までお体に関しての多くの質問を受けてきましたが、今回は特に多い質問についてお答えします。
「腰の椎間板ヘルニアは治りますか?」
この今までたくさん受けた質問の一つです。
当院の答えは、
「ヘルニアを治すことはできませんが、つらい症状を改善することは可能です」
です。
そもそもヘルニアってどういう病気なのでしょうか。
椎間板ヘルニアについて
ヘルニアとは、組織の一部が外へ飛び出している状態のことをいいます。
腰部椎間板ヘルニアとは、腰の部分の椎間板の一部(髄核)が外に飛び出す状態を「椎間板ヘルニア」といいます。
坐骨神経痛について
坐骨神経痛とは腰から足にかけて伸びる「坐骨神経」に沿って痛みを感じる状態をいいます。
お尻の痛みやお尻から足にかけての痛み、太ももやふくらはぎの外側などの痛みの総称を指します。
上記の図のような部分に痛みを訴える方が多いです。
坐骨神経痛を引き起こす病気としては、「腰部椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」などが挙げられます。
腰椎椎間板ヘルニアを例に出しますと、腰から足にかけて痛みがあるので、病院でMRIを撮ってもらったところ「椎間板ヘルニア」と診断され、「腰椎椎間板ヘルニアが原因の坐骨神経痛」と説明を医師から受けた。というのが多いパターンです。
椎間板ヘルニアはどうやって診断するの?
MRIで腰部を撮影し画像にヘルニア像が写れば「椎間板ヘルニア」と医師から診断されます。
たまに病院でレントゲンを撮り、「椎間板ヘルニアの疑いがある」と言われた方も多いのですが、骨の状態から椎間板ヘルニアの疑いを判断されるのですが、正確に椎間板ヘルニアを診断したいのであればMRIを撮った方が良いと思います。
治療法
椎間板ヘルニアの治療は大きく分けて手術療法と保存療法に分けられます。
手術療法
椎間板ヘルニアの手術には直接椎間板を摘出するもの、レーザーなどを用いて椎間板の圧力を減らしヘルニアを引っ込ませるものがあります。
保存療法
病院で行う椎間板ヘルニアの保存療法(手術以外の方法)としては注射や薬物療法、コルセットなどの装具療法、牽引や電気、マッサージなどのリハビリなどです。
整骨院ではマッサージや電気、テーピング療法などでしょうか。整体などで施術を受ける方もおられるでしょう。
椎間板ヘルニアは治りますか?
さてここからが本題になります。
「椎間板ヘルニアは治りますか?」
に対する当院の答えは、
「当院の施術によって椎間板ヘルニアは治せません(軟骨から飛び出た髄核を元に戻すことはできません)が、現在お悩みの痛みやつらい症状を改善させることは可能です。」
です。
下の写真はMRI画像で写った「椎間板ヘルニア(赤矢印の部分)」ですが、当院で施術を行っても軟骨から飛び出た髄核は元の位置に戻ることはありませんが、このMRIの状態で来院された患者様の腰痛や坐骨神経痛の痛みを改善することは可能です。
表現がへたなので分かりにくいかもしれませんが、上記の説明通りです。
その痛み、本当に椎間板ヘルニアが原因ですか?
当院には今まで病院で「椎間板ヘルニア」と診断された方を多く診させていただきましたが、ほとんどの方が当院の施術でそのつらい症状から解放されています。
では私は来院された患者様の「椎間板ヘルニア」を治したのでしょうか?(軟骨から飛び出ている状態を元の位置に戻した?)
いいえ。
硬くなった筋肉を緩めて動きが悪い骨盤や腰の関節の施術を行うことで「腰の痛み」や「坐骨神経痛の痛み」がほぼ改善しています。
当院に来院された方の多くが症状の完全消失もしくは大幅な症状の改善を経験されています。(もちろん一度の施術で改善するわけではありませんし、来院された全員の症状を改善できたわけではありません。)
これって、腰・お尻・足が痛くて病院で「椎間板ヘルニア」と診断された症状の多くは、実は椎間板ヘルニアは関係ないことの証明ではないでしょうか?
もちろんお医者さんの診断が間違っていると言っているのではありません。
MRIで椎間板ヘルニア像が写っていたら間違いなく診断名は「椎間板ヘルニア」なんです。
ですので病院で「椎間板ヘルニアと診断されてもあまり気にすることはありませんよ」と患者様にはお伝えしております。(もちろん中には手術が適応の状態もありますので当院で対応できる状態の方に限ります。)
以上が「椎間板ヘルニアは治るの?」に対しての当院の答えでした。
病院で椎間板ヘルニアと診断されてなかなか痛みや症状が改善されない方はお気軽にご相談ください(^^)