体の大きなアメリカ人の方のぎっくり腰治療の改善例-福井県坂井市ひまわり整骨院
こんにちは(^^)
ひまわりの五十嵐です。
先日、アメリカ人の方が腰が痛いということでご紹介で来院されました。
【患者さま】
50代 男性
【症状】
5日前に雪かきをしていて、車の下の雪をどかそうと雪をスコップで持ち上げた瞬間に痛くなった。それ以降、少し軽減はしたがすべての動作で痛みがあるためご紹介で来院されました。
【来院時の状態】
来院時は腰の痛みのためゆっくりしか歩けない。
・立位での前後屈痛
・立位での左右側屈痛
・イスから立ち上がる
・イスに腰かける
・ベッドに横たわる
・寝返り動作
腰を動かすすべての動作に痛みが伴う
【検査での異常】
・右の骨盤のゆるみ
【施術内容】
・右の骨盤の整復
・右の腰の筋肉の治療
・腰にテーピング
・腰のアイシング
・骨盤体操指導
【経過】
右の骨盤の整復後、ベッドからの立ち上がりがスムーズになる。ベッド上での寝返りの痛みも軽減する。立位での後屈痛は変わらず痛い。その後、腰の筋肉を治療することで後屈痛は軽減する。この時点で、後屈痛以外の痛みは消失しているので腰にテーピングを貼りアイシング・体操指導をしてその日の治療は終了。
【感想】
今までも体の大きな方はたくさん診てきましたが、今回の方は
・アメリカ人の方
・体が大きい(推定190㎝)
日本人以外の骨盤を触るのが初めてだったので、いつもと同じように治療効果が出るのか少し不安でした。ベッドに横向きになってもらい、骨盤を治療するために骨盤に触れた感覚が「日本人の骨盤の感触と一緒だ!」と、治療しながら少し驚いたのを覚えています。
欧米系の方の骨盤は模型でしか見たことがなかったのですが、日本人の骨盤と比べてとても大きいので自分の施術が通用するのかとちょっと不安でしたが、骨盤を触れた感覚は日本人の骨盤の感触と同じでしたし、日本人と同じように治っていきました。
後になって考えると、関節の構造は同じなので骨盤整復時の感触が同じなのは当たり前だなと思い直した次第です。
いい勉強になりました(^^)