【アキレス腱断裂・肉離れ】を予防する効果的で簡単なストレッチ法-福井県坂井市ひまわり整骨院
こんにちは(^^)
ひまわりの五十嵐です。
今回は運動会で多い肉離れやアキレス腱断裂について
お子さんの運動会で張り切るお父さんも多いのではないでしょうか?
一生懸命走ったあげく足がもつれて転倒なんてのもテレビでよくみる光景です(^^)
今回は足がもつれて転倒…なんてかわいい話ではなく運動会でアキレス腱を切っちゃうとか肉離れを起こすという話です。
運動会でアキレス腱断裂や肉離れを起こしちゃうのはちゃんと理由があるんです。
理由さえ知っていれば予防も可能ですので、ぜひ参考にされて下さい。
アキレス腱断裂について
アキレス腱とはふくらはぎの筋肉の下の方にある腱の名称で踵(かかと)の骨に付着しています。
アキレス腱断裂とはその名の通り「アキレス腱」が切れてしまう状態をいいます。
受傷時には「ふくらはぎを思い切り蹴られた感じ」とか「ふくらはぎを思い切り叩かれた感じ」という強い衝撃があります。
受傷直後は歩くことができません。
アキレス腱断裂の原因
アキレス腱断裂は、ダッシュやジャンプや踏み込む動作でふくらはぎの筋肉に過剰な負荷をかけたときにその負荷に耐えられずに断裂してしまうことが多いです。
腱が弱くなっているときに起こしやすいと考えられています。
30~50歳のスポーツをされる方に多く、ほとんどの場合スポーツ中に受傷します。
肉離れについて
ふくらはぎや太ももの裏の筋肉、太ももの前の筋肉に起こり、強い痛みを生じます。
受傷直後から強い痛みを感じ、歩行ができなくなり担がれて病院に運ばれることが多いです。
ふくらはぎの筋肉や太ももの筋肉が部分的に断裂した状態を「肉離れ」といいます。
肉離れの原因
スポーツ中に起こることが多く、強い負荷が筋肉に加わることで発生します。
腱の断裂、肉離れをトランプで説明
腱の断裂、肉離れを分かりやすく説明するためにトランプを使います。
マジシャンみたいにパラパラして筋肉の模型を作ります。
筋肉はこの互い違いになった筋肉の繊維が縮んだり、伸びたりして動きます。
肉離れやアキレス腱断裂とはこの筋繊維が部分的に断裂もしくは完全に断裂しまうことをいいます。
本来ならば筋繊維は引っ張っても簡単には切れたりはしないのですが、筋もしくは腱がもろくなっている状態や過剰に引っ張られている状態が続いている時に強い力で引っ張られることで切れてしまうのが腱の断裂や肉離れです。
今回ご紹介する方法は、スポーツ前に実践されれば骨盤を整えてアキレス腱断裂や肉離れを予防法するのに非常に有効ですので、ぜひ実践してくださいね。
まずは骨盤の状態をチェック
まずは骨盤に異常があるかチェックしてみましょう。
1・つま先をそろえて立ちます
O脚などで足がつかない方は開いてもOK
2・この状態から両手を合唱しながら前屈をします
※両手をだらんとしてもOKです
3・太もも、ふくらはぎの張り感を確認してください
写真の赤〇で囲んだ部分のどこかに張り感を感じるのであれば骨盤に異常がある可能性があります。
どちらの足に張り感を感じるか、どこに張り感を感じるか確認してみましょう。
張り感を強く感じた方の足はアキレス腱断裂や肉離れを起こす可能性があるの要注意です。
アキレス腱の断裂、ふくらはぎの肉離れの予防法
アキレス腱断裂や肉離れを予防するには「骨盤を正常に」しておく必要があります。
上記の骨盤チェックで、足の張り感を確認しましょう。
骨盤に異常があれば赤〇のどこかに張り感を感じます。
①張り感を感じたまま、そのまま前屈姿勢を維持します。
②張り感がなくなるまで続けましょう。
前屈姿勢をしばらく維持していると張り感がなくなります。この状態でスポーツをされればアキレス腱断裂や肉離れを起こす可能性はグンと低くなりますので、思い切りスポーツをお楽しみください。
しばらく前屈姿勢を続けても張り感が取れない場合は、5分くらい歩行した後で、もう一度前屈姿勢をして張り感が消えていればOKです。
※今回の方法は単なるストレッチではなく、骨盤を正常にする方法を含んでいますのでかなり有効性が高い予防法になります。
上記の方法を実践されて、思い存分スポーツを楽しみましょう(^^)