ひまわり流【猫背】の改善方法【2025】-福井県坂井市ひまわり治療院
こんにちは(^^)
ひまわりの五十嵐です。(ひまわり治療院のご紹介)
新年最初のテーマは「猫背」です。
当院はお体の症状でお悩みの方からいろんなご相談をいただきます。
数あるご相談の中で比較的多い質問が
「猫背を治したいんですが?」
当院でお伝えしているのが
「猫背に関係している背中の筋肉が硬くなってその結果、猫背になったのであれば改善することは可能性です。
猫背の原因は日常の姿勢などによるものが大半なので不良姿勢などをなるべくしないなどをご本人が意識して生活していただく努力が必要になります。」
です。
今回は、猫背の原因と猫背改善の症例をお伝えします。
猫背とは
猫背とはその名の通り猫のように背中が丸まっている状態。
多くの方は自分で猫背と自覚している場合が多く、他の人から指摘されて気づくこともあります。
自分でできる猫背チェック
自分でできる簡単猫背チェックです。
まずは自分でできる猫背チェック法をご紹介します。
1~2分でできるのでぜひお試しください。
壁に立つ
壁を背にして壁の前に立ってください
2・頭、背中、お尻、かかとを壁に付ける
無理に背筋を伸ばそうとするのではなく、自然体で頭・背中・お尻・かかとを壁にくっつけてください。
この姿勢をとった時に、以下の3点をチェックしてみてください。
1 | 壁から頭が離れる | □ |
2 | 壁からお尻が離れる | □ |
3 | 壁から頭やお尻が離れないが、どちらか離れていた方が楽に立てる | □ |
1,2にチェックが入ったあなたは、猫背の可能性が高いです。
3にチェックが入ったあなたは、猫背予備軍です。
自分は大丈夫と思っていても意外に予備軍だった方も多いのではないでしょうか?
猫背の原因について
猫背の原因は様々ですが代表例をご紹介します。
1・背骨の変形
60歳を超えた方で、
「最近背中が丸くなってきたので何とかしてほしい」
というご相談をいただくのですが60歳以上の方の背中を拝見すると変形している場合が多く、その場合は改善するのは難しいです。
変形というのは生理的な現象なので、変形を元の状態に戻すことは残念ながらできません。
この場合の対策は筋肉を定期的にほぐしたり、歩行などの運動でこれ以上変形がひどくならないようにすることです。
2・不良姿勢でのスマホやデスクワーク
長時間のデスクワークやスマホ操作は体が前かがみの悪い姿勢になりやすく、その結果猫背や肩こり首こり頭痛の原因になります。
頭はスイカ1個分の重さがあります。
良い姿勢では頭は重心上にあるので肩や首に負担がかかることはありません。
不良姿勢が続くと頭の位置が重心からズレて首や肩に負担がかかり、猫背や肩首コリ頭痛の原因なります。
ひまわり流 猫背の治し方
猫背を治すにはまず良い姿勢を意識することが鉄則。
次いで筋肉をほぐす&骨盤を整えることです。
普段から良い姿勢を意識しましょう
いくら当院の施術で筋肉をほぐしても骨盤を整えても、普段の姿勢が悪ければ猫背は改善されません。
普段から良い姿勢を意識しましょう。
日常のちょっとした工夫で背中が丸くなるのを予防できます。
イスの座面を前傾にする
《悪い姿勢》
多くの方が使用しているであろう背もたれのついたイスは座面が後傾していて、背もたれにもたれやすく作られています。
背もたれによしかかると必然的に背骨は丸くなり、猫背の状態になってしまいます。
《良い姿勢》
これに対して、私がおススメしているのは座面の傾斜を前傾にすることです。
背もたれにもたれかかることなく良い姿勢を維持できるようになります。
前傾したイスに座ると、勝手に姿勢が良くなります。
イスの座面を前傾にするというちょっとした工夫ですが、猫背の原因である丸くなる姿勢を抑制してくれますのでお試し下さい。
パソコンの下に雑誌などを置いて高さを調整する
パソコンの位置が低いと必ず背中が丸くなるので、パソコンの位置を背中が丸くならない位置まで上げてみましょう。
肩甲骨体操
肩甲骨には首や肩につながる筋肉が多く付着しており、肩甲骨を動かすことで肩周辺の筋肉をほぐし肩こりが解消されます。
方法
背筋を伸ばして姿勢よくイスに座ります。
①手を広げ、この状態からてまっすぐ前に伸ばします。 この状態から肩甲骨をより前に押し出すように 10秒間キープします。
②左右の肩甲骨同士を近づけるようにイメージ しながら手を後ろに引いて10秒間 キープしましょう。
③両手をまっすぐ上に伸ばします。手を上に挙げた状態からさらに手を上に伸ばして 10秒間キープします。
骨盤改善体操
骨盤を安定させると猫背が改善する確率が高まりますので、実践してみましょう。
方法
立位で両足を肩幅より少し広めに立ちます。足はハの字や逆ハの字にならずにまっすぐ平行にしましょう。
↓↓↓ 両手をまっすぐ前に出します。
↓↓↓ この状態からスクワットの要領でゆっくり腰を下ろしていきます。
膝を120°位まで曲げその場で3秒間停止。
次にゆっくり腰を上げていきます。これを症状に合わせて5~10回繰り返します。毎日数セット行うようにしましょう。
《骨盤体操を動画で説明》
背筋トレーニング
背筋(背中の筋肉)を鍛えることを目的に行います。
トレーニングの方法
軽く前屈した状態からなるべく背中を伸ばしたまま状態を起こします。
5回を1セット×3回行いましょう
↓↓↓
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【ひまわり流】猫背の改善例
【患者さま】
15歳 男性
【来院動機】
もともと小さい頃から猫背で、数か月前から急に背中が丸くなった。
本人曰く原因はゲーム中に背中を丸くした状態を数日続けたから。
その姿勢は今も続けているということ。
最近は授業中に座っていると背中がだるくなり、座位姿勢を維持できず授業の後半は一度立たないといけないくらい背中がだるい。
背中が痛くて上を向いて寝られない。
当院に来院されていた患者様のお孫さんで心配されてご紹介いただきました。
【施術内容】
・骨盤を整える施術
・背骨を整える施術
・普段から良い姿勢をなるべく維持すること
【経過】
施術内容は上記で紹介した施術を毎回行いました。
施術は計4回。
かなり改善したので、今後は姿勢を意識することを約束して施術を終了しました。
改善の経過を動画でご覧ください↓↓↓
まとめ
最後に今回の記事でご紹介した3つの方法をまとめます。
・常に良い姿勢を意識しましょう ・肩まわりの筋肉をほぐしましょう ・骨盤の動きを良くしましょう |
これらの方法を日ごろから意識的に行うようにしましょう。
2週間頑張れば体に良い姿勢が身に付き、結果猫背が改善されていきます。
背骨の変形による猫背も進行を止めることができますのでお悩みの方は参考にされてください。